12月のとある日、千葉県佐倉市にあるDIC川村記念美術館に行ってきました。
この美術館にはずっと行ってみたかったのです!
今回の記事はこんな人におすすめです。

実際に私が行った感想と美術館の情報などをご紹介します。
DIC川村美術館について
17世紀のレンブラントから、モネ、ルノワールらの印象派を経て、ピカソ、シャガールに至る西洋近代美術、そして20世紀後半のアメリカ美術などの名品を幅広く展示しています。 毎回注目を集める企画展や現代美術のコレクションの充実ぶりにも定評があります。 広い敷地内も美しく、散策路では四季の花々を間近に観察できます。
引用元:千葉県佐倉市公式ウェブサイト
美術館の名前にもついているDICはDIC株式会社(旧名:大日本インク)は東証一部上場の印刷インキや有機顔料なので有名な化学メーカーです。
最近だと吉岡里帆さんがCMに出演されています。こちらの美術館も、DIC佐倉市総合研究所の敷地内にあります。
広大な土地に美術館を建て、素晴らしい作品をコレクションしているDIC株式会社はただただすごい会社・・・・と感じざる得ないです。
株主優待で、入館券付絵葉書やオリジナルカレンダーがもらえるそうです。
最近、日本株も始めたので気になる銘柄の一つになりました。
スケジュール
10:10 京成佐倉駅着
10:30 送迎バス発
11:00 美術館着 作品を鑑賞
11:45 庭園を散策
12:00 レストランで食事
13:00 再び、庭園を散策
13:30 送迎バス発
14:00 京成佐倉駅着
美術館で過ごした時間は2時間半でした。
もっとゆっくり作品を鑑賞したり、庭園を散策したかったのですが送迎バスの時間の兼ね合いでやや急ぎめで行動しました。
昼食をとって、広い庭園を散策するには最低3時間は欲しいところですね。
行き方
私は、京成佐倉駅から無料の送迎バスで行きました。送迎バスはコロナの対策で1日午前と午後の2便のみ。
この送迎バスは途中、JR佐倉駅にも立ち寄ります。乗車には、公式サイトで事前予約が必要です。
スタッフの方に名前を伝えてから検温・消毒を済ませてから乗車しました。
東京駅八重洲中央口から60分で行ける直行バスが運行されています。
都心からお越しの方はこちらが便利です。運賃は片道1,360円です。
収容台数300台の無料駐車場もあるので、マイカーで行くのもいいですね!
行きのバスの乗車人数は私たち(私は伯母と行きました)と年配のご夫婦の4人のみ。
ちなみに、送迎バスにはルノワールの作品が描かれていて美術館に到着する前から楽しませてくれました。
京成佐倉駅から美術館までは30分ほどです。


おすすめポイント①四季折々の美しい自然
送迎バスから降りると、そこには自然が広がっていて、軽井沢にきたような感覚になりました。

天気が良かったので真っ青な冬空に澄んだ空気がとても気持ちよかったです。
敷地内に入ると、広い池には噴水、そして水鳥たちが優雅に泳いでいるのが見えました。

そしてこちらが美術館の外観です。建築物もまた、この美術館の見どころの一つです。

敷地の奥には散策路があり、緑豊かな里山の自然をじっくりと楽しむことができます。
春には、250本の桜・夏にはオオガハスやアジサイが花を咲かせ、秋には紅葉を楽しむことができるようです。

時間がある方は、散策路を美術館鑑賞後ゆっくりと散歩するのがおすすめです。
おすすめポイント②素晴らしき貯蔵品たち
私は印象派といわれるモネやルノワールの作品が好きなのですが、まだ一度も直接作品を見たことがなかったのです。
入ってすぐの部屋にモネの「睡蓮」、ルノワールの「水浴する女」が展示されていました。
少し進んだ先には、レンブラントの「広いつば帽を被った男」がありました。
この3点の作品が、見どころの作品なのではないかと思います。
思ったより近くで鑑賞することができ、細部に渡る作品への情熱を感じることができました。
何より憧れの作品を目の前に鳥肌が立ちました。
※尚、館内は撮影禁止
他にもピカソ・シャガールの作品もあります。

さらに先へ進み20世紀のヨーロッパ美術作品、20世紀の近代アメリカ美術作品へと続きます。
二階の部屋は明るく、窓から外の緑豊かな里山も見ることができました。
各部屋にはフェイスガードをしたコロナ対策ばっちりの監視員さんがいました。
監視員さんの多さにもびっくり、、人件費かかっているだろうなぁと余計な事を考えてしまいました。

美術館は二階建てで、じっくり鑑賞するには1時間とちょっと必要です。
おすすめポイント③景色を楽しめるレストラン「ベルヴェデーレ」
美術館の敷地内に「ベルヴェデーレ」というレストランがあります。
ベルヴェデーレはイタリア語で「美しい眺め」その名の通り、美しい庭園を眺めながらお食事を楽しめます。
こちらは、美術館に行くならば是非行っていただきたいです。

こちらのレストランも事前予約が必要だったので、前日に電話で予約をしました。
ランチメニューは1,500円からでアラカルトメニューもありました。

ランチメニューには全て前菜がついていて、この前菜が彩りが美しくどれも美味しかったです。

私はランチメニューのA5ランクの和牛モモ肉のローストを選択しました。柔らかくてボリュームもちょうど良かったです。

パンがついていて、こちらもすごく美味しかったです。
お店の方によると、こちらはお店で焼いていて大変人気で以前はパンの販売もされていたそうです。
パンのサイズはちょっと小さめでしたので、もう1つくらいあればもっと嬉しかったです。
食後に、デザートと紅茶で締めくくり最高のランチでした。
そんな感じあっという間に帰りの時間になってしまいました。
帰りのバスは、モネの睡蓮が描かれたバスでした。
最後の最後まで楽しませてくれるんですね!

まとめ
今回は千葉県佐倉市にある、DIC川村記念美術館へ行った際の感想や情報をまとめてみました。
・美術館が好きな方でなくても楽しめる(自然に癒される)
・来館・送迎バス・レストラン利用には事前予約が必要(2020年12月現在)
・レストラン「ベルヴェデーレ」でランチが絶対おすすめ
・ゆっくりと過ごすなら3~4時間くらい必要。
冬の寒い時期に行ったので、次回は桜が咲いた暖かい季節にまたゆっくり行きたいなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました~!!
事前予約ができる公式HPはこちらです。

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