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【30代・不妊治療】保険診療で体外受精 かかった費用を公開!

もねこ

こんにちは!もねこ(monet___s)です

今回の記事は保険診療で体外受精をした費用と、2021年から始めた不妊治療かかった費用をまとめてみました。

2022年7月に採卵、受精卵は1個でした。その後コロナにかかり体調不良が続き、移植周期は数ヶ月後の12月でした。

12月半ばに陽性判定をいただき、2023年1月の妊娠8週目に不妊治療のクリニックを無事に卒業しました。

参考までに私のこれまでの不妊治療歴です。

  1. 妻34歳、夫28歳 会社員共働き夫婦
  2. 不妊歴約2年半、不妊治療歴1年半
  3. 多嚢胞性卵巣症候群、慢性子宮内膜炎(治療済み)・子宮内ポリープあり
  4. タイミング法②、人工授精③を経て2022年6月~保険診療で体外受精にステップアップ、採卵・移植1回目で妊娠判定

この記事は医療専門家ではない不妊治療中の筆者が書いています。実際に私が経験したこと・通院先の先生に言われたことを中心にまとめています。その点をご了承いただいた上で、参考にしていただければと思います。

不妊治療を真剣に検討されている方、現在も一生懸命取り組んでいる方の参考になれば幸いです。

目次

保険診療での体外受精の総費用

保険診療の体外受精でかかった費用についてまとめていきたいと思います。

採卵周期~移植周期費用(妊娠判定まで)は合計で281,178円、保険金や助成金を差し引いて自己負担額は102,078円でした。

内訳は以下です。

周期費用医療保険助成金(予定)自己負担額
採卵周期151,808円90,000円23,100円38,708円
移植周期129,370円45,000円21,000円63,370円
合計281,178円135,000円44,100円102,078円

保険適用になったことで、加入している医療保険は採卵・移植ともに手術扱いとなり保険金がおりました。

参考までですが、私の加入している医療保険は夫の会社の団体医療保険で保障内容は最低限にしてあります。

保険診療で不妊治療に取り組む方は、ご自身の加入している保険の保障内容を確認することをおすすめします。

保険診療でも先進医療は全額自己負担なのですが、東京都からの特定不妊治療費助成事業が2023年1月から始まりました。

内容としては保険診療で先進医療かかった費用を7割負担してくれるという内容で、現在申請中です。

これはとてもありがたい制度です。小池都知事頑張ってくれていて本当に感謝です。

先進医療はSEET法タイムラプスの2つを実施しました。

私の場合は体外受精において採卵・移植ともに1回ずつ、採卵個数が2個、凍結卵は1個のみでした。

移植周期も自然周期で薬の服用が少なかった為、費用はお安い方だと思います。

その他にかかった費用

不妊治療のクリニックの通院とともに、漢方薬の服用と鍼灸に通っていました。

こちらは保険が効かないので全額自費負担となります。

だいたい、2週間に1回のペースで通っていました。こちらは2021年12月から通い、現在も通っています。

2021年12月~2022年12月までの1年で785,051円かかりました。(漢方、鍼灸合計)

体外受精の前に慢性子宮内膜炎が見つかり、こちらの治療は全額自己負担なのでけっこう負担が大きかったです。

他にも保険適用になる前に2021年5月~12月まで通院していた不妊治療のクリニックでの検査費用、3回の人工授精の費用がかかっています。

次に2021年から始めた不妊治療に関わったお金をまとめたので是非参考にしてみてください。

不妊治療にかけた総費用2021年~2023年

2021年5月から~2023年1月のクリニック卒業までの費用をまとめました。

2021年2022年2023年合計
クリニック165,125円513,296円34,230円712,651円
漢方、鍼灸193,000円785,441円14,430円992,871円
合計358,125円1,298,737円48,660円1,705,522円

私はクリニックは1回転院し、鍼灸院は2回変えました。

クリニックは実績があり、仕事後でも通いやすい都内のクリニックに変え、鍼灸は担当の先生との相性を重視して変えました。

漢方、鍼灸はいろんな意見がありますが、学生時代にスポーツをやっていて怪我に悩まされていた時に鍼灸治療で治った経験があり、その効果を信じていたことや友人に鍼灸師がいて話を不妊治療における効果を聞いていたことが始めた理由でもあります。

今回に妊娠につながったかというエビデンスはないものの、通い始めて数ヶ月して、定期的に起こる頭痛がなくなりました。

頭痛は時には吐き気がしたり、寝込む程だったのでそれが解消されただけでも大きかったです。

あとは惰性で続けるのではなく、少しでも疑問に思ったら信頼できる人や経験者に相談して思い切って環境を変えることも大事だと思いました。

それとは反対になってしまうことでもありますが、始めたらすぐに結果を求めず、一定期間は自分でも努力を続けることも同じくらい大事です。

治療はと体外受精からは保険適用になりましたが、保険が効かない漢方はかなり費用がかかっていました。

漢方と鍼灸に関しては、今後も安定するまでは続けていきたいと思います。

まとめ 不妊治療の本当の辛さと対処法

不妊治療は、身体的・精神的な負担だけでなく経済的な負担がかかります。

振り返ってみると通院にかけた時間や労力、費用を考えると本当に大変でした。仕事もフルタイムでしているし、費用面・精神的にも辛かったです。

幸い、私の仕事は調整がきき、休みも取りやすい環境だったので仕事との両立はあまり悩まなかったです。

夫は治療に協力的でしたし、自分の親からの金銭的な協力も得られたのも大きかったと思います。

不妊治療に取り組む方の中では、恵まれていた方だと思います。

不妊治療の話は子供がいる友人が多く、悩みを共有できる人が少なかったように思います。

義妹が先に妊娠・出産をしたのですが、自分がかなり辛い時期と重なったこともあり正直素直には喜べなかったです。

喜びたい。お祝いしたあげたい。産まれた赤ちゃんにも会いたい。

その気持ちはあるものの、今はできない、特に会うことが想像しただけで辛くて、泣きそうで私にはできなかったです。

職場には同世代で不妊治療をしている人いました。

お互いの治療の状況や悩みを聞かれた時だけ、こっそりと話していましたが自分からその話をするということはしなかったです。どちらかが妊娠したらお互いに話をしにくくなるだろうなと常々思っていたからです。

難しい問題に直面し、苦しい日々は続きましたが、一番近くにいる夫、自分の母親によく悩みや不安を話していました。

母は辛抱強く、話を聞いてくれていつも味方になってくれました。

父は母親から話をよく聞いていたようで、お金のことで悩まないようにと体外受精に入る前に金銭的に援助してくれました。

夫には採卵後「もう二度とやりたくない」と泣きつきましたし、たくさん愚痴を聞いてもらいました。

嫌な妻だろうなと思うこともたくさんありましたが、それをすべて受け止めてくれたので感謝しかないです。

この先、無事に子供が産まれて子育てするようになっても、きっと協力してくれると思います。

悩みを一人で抱えず、良いことも悪いことも共有できると思います。

金銭面では、保険金や助成金などは、自分で調べて申請しないと貰えないのでアンテナを張って面倒くさがらずに申請すべきだと思いました。

今後も妊娠・出産期で国や自治体からもらえるお金は調べて、しっかりと貰えるようにしたいと思います。

ただ不妊治療にお金がかかっているからといって、自分のことに節約しすぎないことも大事だと思います。

自分が働いていることもあり、散財はしていませんが欲しいと思った物はなるべく買うようにしていました。

月1回会社帰りに、スーパー銭湯に行って垢すりなどしてリフレッシュをしたり、BTSが好きなので彼らの音楽を聞いたり、動画や韓国ドラマを観たり、不妊治療を忘れて自分がわくわくする時間を積極的に作りました。

あと私は2021年秋から茶道のお稽古を月2回通い始めました。

茶道は確かにお金はかかりますし、楽なお稽古事ではありませんが、お稽古中は余計はことを考えずにただ集中し、和やかな時間を過ごすことができました。

日々の生活や、人との関わり方、人生観を先生や社中の先輩方を始め茶道から学ぶことができました。

子供がいない今、自分は何が嫌で、何が好きで、何をしている時に幸せを感じるか、他人の意見でなく自分とじっくり向き合う時間だと思います。

自分に合ったストレス解消方法を見つけて、不妊治療で荒んだ心を整える努力をしていたような気がします。

不妊治療は個人差があるものですから、ネットの情報は鵜呑みにせず、不妊治療の経験のない人からの軽はずみな言動やアドバイスはさらりと流して、人は人、自分は自分を考える強さを持つことも重要だと思いました。

辛い不妊治療でしたが、決してマイナスなことだけではありません。

夫との応援してくれる家族との絆が深まったこと、世の中にはいろんな事情を抱えた人がいること理解できたこと、情報の取捨選択ができるようになったこと、他人と比べても意味がないと気づけたこと、自分自身の健康について真剣に考えたこと、食事や睡眠など生活習慣を整えられたことなどなど、挙げたらきりがなく不妊治療から得たものはたくさんあります。

今、不妊治療で辛い方へ、必ず今の努力の先に妊娠・出産・子育てがあるとは言えません。でも希望はあります。

私より、大変な状況の方もたくさんいますし、結果がでなくて諦める道を選ぶしかないという方も多くいると思います。

ただ時間は必要だと思いますが自分なりの答えを見つける日が必ずくると思います。

生きていれば、今後の人生でも他にもたくさん辛いことに直面することがあります。

転んで、傷ついてもそこから学び、結果的によかったと思えるようにすることが人生なのかなと思います。

現在は妊娠10週目で、まだ不安定な時期なので無事に出産までたどり着けるか不安な日々は続きますがなるべく穏やかに過ごしていきたいと思います。

これからも不妊治療や妊娠・出産期にお役立てる記事を更新していきたいと思います!

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました~!!

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この記事を書いた人

◇30代・会社員
◇年下の旦那さんと夫婦二人暮らし

不妊治療を経て第一子を妊娠し、2023年8月に女の子を無事に出産(すくすく成長中)
不妊治療のことやマタニティライフ、育休中の生活について書いています。
Twitterもやってるのでぜひフォローしてください。

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