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【30代・不妊治療】保険診療で体外受精~判定日とその後~

もねこ

こんにちは!もねこ(monet___s)です

2022年4月から不妊治療が保険適用になりました。

そのタイミングで転院し、7月に採卵し4ABの受精卵を1個凍結することができました。

翌8月に移植周期に入りましたが、コロナにかかり移植は中止となり、その後後遺症などの体調不良が続き不妊治療どころでなくなってしまいました。

11月に体調も良くなり、再び移植周期に入り12月10日に4ABの受精卵を無事に移植することができました。

移植周期についての記事はこちらです。

今回の記事は移植の結果とその後について書きたいと思います。

この記事は医療専門家ではない不妊治療中の筆者が書いています。実際に私が経験したこと・通院先の先生に言われたことを中心にまとめています。その点をご了承いただいた上で、参考にしていただければと思います。

目次

ドキドキの判定日

移植から10日程過ぎた、12月19日判定日でした。

判定は血液検査で着床し、妊娠すると分泌されるHCGホルモンの値で判定するというというものでした。

判定日までの日々は長く感じましたが、検索魔にならず事前にHCGホルモンの値はどのくらいで陽性判定なのか、妊娠初期症状はどんなものがあるのかなどは一切調べることなく当日を迎えました。

そんな私でもさすがに血液検査を終えて、診察まで呼ばれるまでは緊張しました。

待合いで待っていると夫が到着し、二人で結果を聞くことになりました。

番号が呼ばれ、診察室へ入室すると先生の机の前に青い紙が置いてありました。

その紙にはなんと御妊娠おめでとうございます。と書いてあったのです。

HCGホルモンは200を超えていて、陽性判定を頂きました。

信じられず、ポカーンとしている私をよそに先生は今後のスケジュールなどを淡々と説明し、次週の胎嚢確認の予約をその場で取りました。

不妊治療中の方がたくさん待合いにいるので、そのことを配慮し静かにとりあえず良かったねと話して少し軽やかな足取りで病院を跡にしました。

判定日から保険診療ではなくなるそうで、お会計は10割負担の10,880円でした。

5w0d 胎嚢確認

前回の陽性判定から1週間後の12月26日、胎嚢確認でした。

この日は一人で受診、血液検査をしてその結果次第でエコー検査→診察という流れでした。

それを聞いて血液検査のHCGホルモンの数値が上がっていなければ、エコー検査しても胎嚢は見えないかなと考えました。

血液検査から40分程待ってから、エコー検査に呼ばれいつも通り診察台ヘ座りました。

先生と看護師さんの話では胎嚢があるのかわからないまま、検査は終了。

診察台が下がってから、看護師さんに1枚の小さな写真を渡されました。

「これが胎嚢です。」と言われ、「無事に胎嚢確認できたんですね?」と言うと「そうですね、順調です。」と言われようやくホッとしました。

次の診察では心拍確認の予約を取り、卒業までに出産したい病院を決めて来てくださいと説明を受けました。

私の通っているクリニックでは通常は7~8週までフォローしてくれるそうです。

胎嚢確認ができたことは夫と陽性判定を知っている自分の両親と実姉だけに報告しました。

6w4d 心拍確認

胎嚢確認までできて年末年始を過ごし、心拍確認の日まで体調の大きな変化もなく迎えました。

早い人でつわりが始まっている時期みたいですが、私の場合まだつわりのような症状はないものの、以前好きだったものが少し気持ち悪く感じるなど、食の好みの変化が現れてきました。

仕事も普通にしているので、本当に妊娠しているのかと自分でも疑問に感じるくらいでした。

この日は血液検査はなく、すぐエコー検査でした。

エコーで無事に赤ちゃんを確認でき、心拍も確認ができました。

赤ちゃんの心拍をモニターで確認した時、しっかりしていて力強さを感じました。

正直、この日まで妊娠の実感がなかったので、初めて心から嬉しいと感じました。

この日のお会計は10割負担で4,440円

7週にあたる次週に予約を取りました。検査からお会計までスムーズであまり待たず良かったです。

無事にクリニックが卒業できることを祈るばかりです。

まとめ~不妊治療を振り返る~

ダメ元で移植した受精卵が着床しきちんと育っていてくれていることが、本当に驚きです。

私の場合は不妊歴は2年半、不妊治療は1年半でした。もっと長い人もいるし結果がでなくて諦める人も多くいます。

不妊治療は努力と結果は比例しないということ周りと比べてはいけないことどんなに黒い感情になっても決して自分を責めないこと

このことをもっと早くから理解していればもう少し気持ちが楽に過ごせたかなと思います。

ここまでの経過は良いですが、まだまだ油断ができない状況なので気をつけて過ごしていきたいと思います。

クリニックを卒業するまでは母子手帳を貰わず、このまま体調が安定しているようであれば、周囲にももう少し様子をみて報告しようと思っています。

友人も本当に仲の良い友人だけ、きっかけがあれば伝える程度に留めようと思います。

1つしかない受精卵を移植してダメだったら、またあの辛い採卵をする気力がなく不妊治療を辞めようとすら考えていました。

私にとって待ち望んでいた妊娠は本当に喜ばしいことです。

しかし、世の中にはいろんな事情を抱えている人がいることを忘れずそのことに配慮して、周りが見えなくならないように慎重に過ごしたいです。

今までの不妊治療を振り返ると人にもよりますが、私は不妊治療は人として女性として自尊心を低くしてしまうものであると感じました。

(実際にそういった研究もあるようです。)

今思うとそんな必要は全くないのですが、自己肯定感が低くなってしまい周りの幸せが素直に喜べない気持ちになってしまってました。

それは自然なことだし、自分自身が頑張っている証拠でもあると思います。

まだまだ道のりは長いですが、宿った生命力を信じてなるべく楽しく笑って過ごしたいなと思います。

それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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この記事を書いた人

◇30代・会社員
◇年下の旦那さんと夫婦二人暮らし

不妊治療を経て第一子を妊娠し、2023年8月に女の子を無事に出産(すくすく成長中)
不妊治療のことやマタニティライフ、育休中の生活について書いています。
Twitterもやってるのでぜひフォローしてください。

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